こんな疑問に答えます。
仮想通貨ICPでは、ウォレットとして「plug」という拡張機能を使用します。
plugには、こんな機能があります。
- 仮想通貨 ICPやNFTの保管、送金
- 仮想通貨残高の確認
- ICP上のWEB3コンテンツのログインキー
機能はメタマスクとほぼ同じですね。
それでは、まずはplugをインストールしましょう。
Contents
ICPのウォレット「plug」をインストールしよう
ここからは、パソコンのブラウザでグーグルクロームを使用している前提にて解説をします。スマホでも、一応plugを扱えるものの、操作性、セキュリティ面からおすすめできません。
まず、Google Chromeの拡張機能から、「plug」をインストールします。
Google Chrome のブラウザからplugの公式Twitter<https://twitter.com/plug_wallet>を開きます。
Twitterのプロフィール欄にある「plugwallet」のリンク先に飛びましょう。
仮想通貨のウォレットには、詐欺を目的とした偽アプリが多数存在します。検索からダウンロードページを探すと、よく似た偽の詐欺サイトに誘導されるリスクがあります。
そのため、Twitterの公式アカウントなど信頼できるページから、ダウンロード画面にたどり着きましょう。
Twitter上でもなりすましのアカウントがあるので、アカウント登録時期やフォロワー数を見て怪しくないことを確認しましょう。
リンクをクリックすると、以下のGoogle Chromeの拡張機能のダウンロード画面になります。ダウンロードをクリックします。
「Chomeに追加」をクリックします。
次の画面では、「アカウント引継ぎ」か「新規作成」かを問われます。右側の新規作成の「Create Wallet」を選びましょう。
ここで、ウォレットのロック解除のためのパスワード設定です。12字以上のパスワードを設定してください。
ここから、ウォレットの設定で最も重要な「シークレットリカバリーフレーズ」が登場します。この 「シークレットリカバリーフレーズ」は、大変重要なものです。パソコンの盗難などウォレットが使用不可となった時に、ウォレットを復元させるための合言葉になります。
「シークレットリカバリーフレーズ」 を失うと、ウォレットの中の財産を一切動かせなくなります。
また、このフレーズは絶対に他人に公開しないでください。このフレーズが漏洩すると、第三者があなたの財産を奪えるようになります。ネット上では、サポートデスクなどを装ってシークレットリカバリーフレーズを聞き出そうとする詐欺がありますが、絶対に教えてはいけません。
それでは、メモの用意をして、周囲に他の人がいないことを確認してください。
準備ができたら、モザイク部分をクリックします。
表示された「シークレットリカバリーフレーズ」を確実に記録してください。記録した媒体は厳重に保管し、紛失しないでください。
また、ほかの人に見られないようにしてください。
確実に記録できたことを確認したら、チェックボックスをクリックして「Continue」を押します。
これで初期設定は完了です。繰り返しますが、 「シークレットリカバリーフレーズ」は厳重に保管しましょう。
plugのインストールが完了しました。
つづいて、plugの使い方をみていきましょう。
plugウォレットの使い方
ここでは、plugウォレットの使い方を解説します。
外部の取引所からplugウォレットへ入金する場合(ウォレットアドレスの確認)
外部の取引所から自分のplugウォレットに入金するには、ウォレットアドレスを確認する必要があります。
まず、Google Chromeの拡張機能のアイコンをクリックして、plugを選択します。
パスワードを入力してロック解除をすると、ウォレットの中身が見られます。この画面で「Deposit」をクリックして、ウォレットのアドレス(公開鍵)を表示させましょう。
これでウォレットアドレスが確認できました。
plugでは、「plug同士の受け渡し」と「外部からの入金」でアドレスが異なります。Binanceなど外部取引所から入金する場合は、「From Exchange, DFX, or Account ID」を使用します。
このウォレットアドレスをコピーして、Binanceなどに貼り付けてください。
入金する際はまず微量のコインを送付して、問題なく動作することをテストしてください。問題がなければ、そのアドレスをホワイトリストに登録して、次回以降使いましょう。
Plug ウォレットから外部へ出金する場合
自分のplugウォレットから、外部へ送金するには「Send」をクリックします。
ICPの数量と送金アドレスを入力して、「Continue」をクリック。
これで送金完了となります。
plugがあれば、ICPブロックチェーンのサイトにアクセスできる
plugは操作がシンプルなので、送金、入金さえ覚えてしまえば十分です。
plugがインストールされていれば、NFTの売買も可能。また、ICPブロックチェーンのサイトでは、plugがログインIDの代わりになります。
これからますます使う機会が増えるアプリです。
今回はここまでです。
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